①パラメータを設定する
Mikan+のすべての設定は以下のパラメータから入力します。
チャートを右クリック▶[表示中のインジケータ]▶[Mikan+]の順にクリックし、[パラメータの入力]タブを開くと、パラメータ入力欄が表示されます。
基本的に、■システム設定■、■対象インジケータの設定■、■エントリーの設定■の項目を変更すれば自動売買は可能です。その他の項目は、必要に応じてご変更ください。
入力後OKでチャートに適用されます。
この時、パラメータを保存しておくとよいでしょう。
複雑な項目ですので、ご不明点はお問い合わせください。
※■システム設定■以外の項目は、チャート毎に設定する必要があります。[メニューボタン]▶[設定コピー]ですべてのチャートにパラメータ設定を反映できます。

■システム設定■
MT4全体の設定を変更します。こちらで設定したパラメー
タがすべての取引に影響します。
[MT4起動時に自動起動]
MT4開始時に取引開始ボタンが自動的に押されます。
システム設定を済ませた1つのチャートにのみ有効化
してください。
[取引モード]
通常もしくはスプレッド取引かを選択します。
ターボ取引等は■エントリーの設定■で設定します。
▼起動する口座
ご自身の取引口座情報を入力して下さい。
▼ロット設定
・単利
一定の金額をベットします。
すべてのチャートに適用されます。
・複利
口座残高に応じて金額を変化させます。
すべてのチャートに適用されます。
▼エントリー設定
[エントリー許容秒数]
シグナル受信からエントリーまでの許容時間(秒)を設定
できます。超過した場合エントリーやリトライはされ
ません。
[約定拒否リトライ許容回数]
約定拒否された際のリトライ回数を指定します。
[約定拒否リトライ待ち秒数]
リトライ時に間隔を空けたい時設定します。
[有利なレート時のみリトライ]
約定拒否された際、最初のエントリー時より不利なレ
ートの場合そのリトライは回避されます。許容秒数、
回数内であれば有利なレートでエントリーされます。
[強制リトライ(リトライの回避を無効)]
残高不足、アクセス集中等、リトライしてもエントリ
ー成功が見込めない際回避する機能を無効化します。
▼経済指標回避
経済指標発表時間前後のエントリーを回避できます。
取得元 : fx.minkabu.jp
▼通知設定
[LINENotifyトークン]
LINE通知機能をご利用の場合、トークンを入力しま
す。→LINEトークンの取得
▼エントリー・判定通知
取引通知の送信が不要な場合無効化します。
特に、[ハイロー取引画像]を無効化すると、エントリー
の間隔を詰めることができます。
▼その他の設定
[起動時刻]
取引エンジンを起動する時刻を選択します。
[ブラウザ再起動]
動作速度低下を防ぐため、デフォルトでは120-360分
の間にランダムでブラウザを再起動します。
[PC時刻ずれ補正]
有効にするとハイローサーバの時刻で動作します。
[日本国外モード]
海外使用はサポートしておりませんが、この設定を有
効にすることで動作する場合があります。
[ex4ファイル自動アップデート]
ex4ファイルを取引エンジン終了時に自動でアップデ
ートします。
[ブラウザプロファイル保存]
ブラウザのログイン・エントリー情報等を保存し、
ログイン動作を減らします。
[軽量動作モード(低性能環境向け)]
WEBページ要素の非表示等を行い、低性能環境下で動
作を改善します。
■対象インジケータの設定■
シグナルを拾うインジケータについての設定です。チャー
ト毎に個別に設定できます。
[インジケータ名]
自動化に利用するインジケータ名を入力します。
[Indi_name.ex4]の場合[Indi_name]と入力。
※ ".ex4" は入力しません。
[取得シグナルシフト]
0で現在の足、1で一本前の足のシグナルを拾います。
[取得シグナルモード]
インジケータのタイプを選択します。
→インジケータを理解する
▼バッファモード
サインツールのインデックス番号を入力します。
▼オブジェクトモード
下記の3つのフィルタを利用し、拾うオブジェクトを絞り
込んでいきます。
▼オブジェクト名フィルタ
オブジェクト名がわかる場合有効にします。
[オブジェクト名]
[Arrow_2020.01.17 01:04]の場合[Arrow_]と入力。
[オブジェクト名+時間]
[Arrow_2020.01.17 01:04]のように、オブジェクト
に時間が表記されている場合、有効にします。
▼オブジェクトコードフィルタ
オブジェクトコードがわかる場合有効にします。
→オブジェクトコード
▼オブジェクトカラーフィルタ
オブジェクトの色がわかる場合有効にします。
[消えないオブジェクト用のモード]
条件を満たさなくなってもアローが消えないタイプの
インジに使用します。
■エントリーの設定■
エントリーに関しての重要な設定項目です。チャート毎に
個別に設定できます。
[取引時間]
ハイローの満期時間について設定します。Turboは30秒
から5分、HighLowは短、中、長期と1時間判定に対応
します。
▼エントリータイミング
・進行中の足
シグナルが出た直後にエントリー。
・確定足(タイマー使用)
足が切り替わる際にエントリー。タイマーの時間でシ
グナルを拾うため、正確な時間にエントリー可能。
・確定足(ティック)
足が切り替わった直後にエントリー。確定したシグナ
ルを拾うためサイン通りのエントリーが可能。
[エントリーオフセット秒数]
[-3]に設定した場合、57秒にシグナルを拾います。
[エントリー遅延秒数]
設定した秒数待機してからエントリーします。
▼エントリー制限設定
[前のエントリーから__秒開ける]
前回エントリーからの、最短エントリー間隔を設定し
ます。
[同足最大エントリー数]
適用チャートの進行足中のエントリー回数を制御でき
ます。[5]と入力した場合、すでに進行足で5エントリ
ーされている場合エントリーを回避します。
[同判定最大エントリー数]
一度の判定で最大何回エントリーさせるか設定。
▼回避時間フィルタ
日本時間で設定します。
[時]
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59はシグ
ナルを拾いません。
[分]
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台、4分台はシ
グナルを拾いません。
[秒] ※進行中の足のみ
[0,4,59]と入力すると、毎分59~0秒台、4秒台はシグ
ナルを拾いません。
▼許可時間フィルタ
日本時間で設定します。すべてを許可する場合空欄。
[時]
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59のみシ
グナルを拾います。
[分]
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台と4分台のみシ
グナルを拾います。
[秒] ※進行中の足のみ
[0,4,59]と入力すると、毎分59~0秒台と4秒台のみシグ
ナルを拾います。
▼その他の設定
[回避するスプレッド(pips)]
[0.4]と入力すると、スプレッド0.0pips~0.4pipsまで
エントリー。
[0]でスプレッドを確認せずエントリー。
[カスタム取引時間(分)]
細かい判定時間を指定する際使用します。[3]と入力
した場合、3-8分間の満期が選択されます。
▼通貨ペア毎ロット設定
上書きを選択すると、チャート毎にベット金額を設定
できます。
[確定足の期間]
[15]と入力すると、1分足チャートでも15分足確定ごと
にシグナルを拾います。
[シグナル待機時のみエントリー]
取引エンジンが起動されていない際にシグナルを拾っ
たとき、MT4チャートにアローや勝敗を残すか設定で
きます。
■その他の設定■
[MTFの動作確認]
MTFのインジの場合有効にしてください。MTF参照がで
きていない場合、チャートinfoで●点灯します。
[MT4無効口座の通知]
MT4デモ口座の期限切れ等、チャートの更新が止まった
際、アラートとLINE通知でお知らせします。
▼通知設定
MT4の標準機能であるメール送信と通知機能を利用しま
す。
■表示カスタマイズ■
■インジケータの追加設定■
▼対象インジケータのパラメータを変更
自動化、バックテストするインジのパラメータを変更。
[パラメータ1~40]
インジケータのパラメータを上から順番にすべて設定
していきます。テキストや、パラメータが存在しない
部分は0.0のまま変更しないでOKです。上から順にと
いうことが大事ですのでお気をつけください。
▼サブインジケータ
[サブインジケータ名]
[適用時間足]
メインインジと組み合わせることで、MTF動作が可能
です。[5]と入力で、5分足と適用チャート足のMTF。
[適用通貨ペア]
サブのインジを、別の通貨ペアで動作させる場合、そ
の通貨ペア名を入力。
Tips:インジケータ名の新機能
インジケータ名に通貨ペア名が入っている場合、下図の
ように通貨ペアの箇所に{symbol}と表記することで、
各チャートで自動差し替えされます。(ver4.1以降対応)
Mikanの[設定コピー]機能を使う際便利です。

▼▼▼

Tips:スプレッドとは?
[HighLowスプレッド]だけではなく、通常の[HighLow]モー
ドでも発生するレート操作です。オシレーターが反応した
時に発生することが多く、逆張り時に不利になります。

Mikanシステムでは、このようなスプレッドが発生している
時にエントリーを回避する機能があります。
②自動売買の起動・終了と運用
実際の運用方法についてご説明いたします。
▼バッファタイプのインジケータの場合
チャートにはMikan+のみの適用でOKです。
▼オブジェクトタイプのインジケータの場合
対象インジがチャートに適用されている必要があります。
Mikan+は対象インジより後に適用してください。
▼パラメータの設定が完了している場合
1.MT4を起動する
2.チャート左上のボタン▼→[取引開始]ボタンをクリック
以上で取引エンジンが起動します。取引エンジンはどのチャートから起動してもかまいませんが、取引エンジンの設定がしてあるチャートから起動してください。
またMT4につき1つだけ取引エンジンを起動してください。

動画のように、取引エンジン1つを起動することで複数チャートで認識されます。
※認証に失敗するとデモ口座で起動します。Mikan Onlineから使用口座のIDをご登録ください。
この状態か最小化(より軽量)で放置しておきます。
Windowsが勝手にスリープモードになったり、再起動したりしないように設定しておきましょう。
定期的な再起動等は特に必要ありませんが、PC環境によっては重くならないようメンテナンスが必要です。
メニュー▼の[取引終了]をクリックすると取引エンジンが終了します。
③チャート表示の説明
Mikan+が適用されたチャート画面を説明いたします。

▼メニューボタンとシステム名表示(左上)
▼メニューボタン[▼]
クリックするとメニューを表示します。
▼システム名表示[Mikan+]
文字の色は取引エンジンの状態を表します。

▼白色の時
取引エンジンが起動していない状態
▼黄色の時
取引エンジンが起動し、エントリーはできない状態
▼緑色の時
起動が完了し、いつでもエントリーができる状態
▼口座表示[DEMO_1000円]
取引エンジンを起動したチャート(コントロールチャート)
にのみ表示されます。
▼取引エンジンinfo
取引エンジンを起動したチャート(コントロールチャート)
にのみ表示されます。取引モードや、ログインしている口
座の残高や勝率、利益金額を表示します。
▼チャートinfo
ベット金額:判定時間●MTF正常表示●直前取引表示

▼[ベット金額:判定時間]
[2000円:短期]は現在の[ベット金額:判定時間]を示しま
す。[通貨ペア毎ロット設定]のパラメータによっては
[判定時間]のみ表示されます。
クリックで設定変更可能です。
▼●MTF正常表示
点灯している場合MTF価格取得エラーです。
MT4を再起動してください。
▼●直前取引表示
直前の取引の結果と時間、もしくはチャート状態を表示
します。
[待機中] : 取引エンジンがシグナル非待機
[待機中] : シグナル待機中(直前取引のデータなし)
[●00:00] : 直前の取引は成功
[▲00:00] : 直前の取引はスプレッドにより回避
[失00:00] : 直前の取引は失敗
[■STOP] : このチャートの取引は停止中
▼勝敗カウンター
▼総合
Mikan+を適用したすべてのチャートの勝敗数を表示
▼単独
このチャートのみの勝敗数を表示
▼失敗 回 回避 回
取引エンジンがエントリーを失敗、または回避したと
き、コントロールチャートに表示
▼秒数カウンター
判定や次足までの時間を表示します。
▼取引ボタン
パラメータ設定またはメニューから有効にできます。
▼直前待機ボタン(左下)
通貨ペアを切り替え・判定選択・ロットを入力し、エン
トリー直前状態で待機します。
▼エントリーボタン(右隅)
通貨ペアを切り替え・判定選択・ロットを入力し、エン
トリーします。
④メニューの説明
メニューボタンをクリックするとメニューが開きます。

▼取引開始・取引終了
クリックすると取引エンジンを起動し、いつでもエントリ
ーができるようバックグラウンドで待機します。
※ハイロー画面は表示されません。
取引エンジン起動中は取引終了ボタンに変化します。
▼HL表示(画面表示モード)
ブラウザを開きハイロー画面が見えるように取引エンジン
を起動します。通常は使用しません。
▼■(取引停止ボタン)
このチャートのエントリーを停止します。チャート毎に個
別に停止する際使用します。
▼取引ボタン
チャートから直接エントリーできます。システム管理下モ
ードではチャートにアローや勝率が残ります。
▼システムログ
システムのすべての動作ログを表示します。
▼エントリーログ
システムのエントリー記録を表示します。
▼HL取引履歴
取引口座のすべての結果が記録されます。
▼設定をコピー
現在のチャートの、他のインジケータを含めたすべての設
定を他チャートにコピーします。
▼ロット・判定
ロット、判定設定を一時的に変更します。[▼通貨ペア毎
ロット設定]を有効にすると表示されます。MT4やチャート
を閉じるとリセットされます。
▼データフォルダ
メニューで設定を変更した場合、時間足変更等、インジケータが初期化されると同時に、パラメータで設定した値にリセットされます。ご注意ください。
Tips:表示が崩れる場合

⑤Mikan+の仕組み

Mikan+システムの概要図です。
①Mikan+.ex4が適用されたチャートから、取引エンジンを起
動すると、そのチャートは取引エンジンを制御できるコン
トロールチャートとなります。
取引エンジン1つの起動ですべてのチャートに対応します。
②それぞれのチャートに適用したMikan+.ex4が、対象のシグ
ナルを受け取り、取引エンジンにシグナルを送信します。
③この時、複数のシグナルが同時に発生した場合Mikan+.ex4
が連携しランダムに1つのシグナルに絞って送信します。
④取引エンジンはシグナルを受信すると、chromedriverによ
ってブラウザを制御してハイローにエントリーします。
以上の一連の動作を0.1~2.0秒程度で行います。