①Mikan+の仕組み

Mikan+システムの概要図です。
①Mikan+.ex4が適用されたチャートから、取引エンジンを起
動すると、そのチャートは取引エンジンを制御できるコン
トロールチャートとなります。
取引エンジン1つの起動ですべてのチャートに対応します。
②それぞれのチャートに適用したMikan+.ex4が、対象のシグ
ナルを受け取り、取引エンジンにシグナルを送信します。
③この時、複数のシグナルが同時に発生した場合Mikan+.ex4
が連携しランダムに1つのシグナルに絞って送信します。
④取引エンジンはシグナルを受信すると、chromedriverによ
ってブラウザを制御してハイローにエントリーします。
以上の一連の動作を0.1~2.0秒程度で行います。
②チャート表示の説明
Mikan+が適用されたチャート画面を説明いたします。

▼メニューボタンとバージョン表記(左上)
▼メニューボタン
クリックするとメニューを表示します。
▼バージョン表記
文字の色は取引エンジンの状態を表します。

▼白色の時
取引エンジンが起動していない状態
▼黄色の時
取引エンジンが起動し、エントリーはできない状態
▼緑色の時
起動が完了し、いつでもエントリーができる状態
▼取引エンジンインフォメーション
取引エンジンを起動したチャート(コントロールチャート)
にのみ表示されます。取引エンジンの状態や、ログインし
ている口座の情報を表示します。
▼インフォメーション
ベット金額:判定時間●MTF動作確認●直前取引ランプ
インフォメーション表示
ベット金額:判定時間をクリックすると設定変更できます。
▼勝敗表示
▼総合
Mikan+を適用したすべてのチャートの勝敗数を表示
▼単独
このチャートのみの勝敗数を表示
▼失敗 回 回避 回
取引エンジンがエントリーを失敗、または回避したと
き、コントロールチャートに表示
▼カウンター
判定や次足までの時間を表示します。
▼裁量ボタン
パラメータ設定またはメニューから有効にできます。
▼直前待機ボタン(左下)
通貨ペアを切り替え・判定選択・ロットを入力し、エン
トリー直前状態で待機します。
▼エントリーボタン(右隅)
通貨ペアを切り替え・判定選択・ロットを入力し、エン
トリーします。
③メニューの説明
メニューボタンをクリックするとメニューが開きます。

▼取引開始・取引終了
クリックすると取引エンジンを起動し、いつでもエントリ
ーができるようバックグラウンドで待機します。
※ハイロー画面は表示されません。
取引エンジン起動中は取引終了ボタンに変化します。
▼HL表示(画面表示モード)
ブラウザを開きハイロー画面が見えるように取引エンジン
を起動します。通常は使用しません。
▼裁量ボタン
▼システムログ
システムのすべての動作ログを表示します。
▼エントリーログ
システムのエントリー記録を表示します。
▼取引履歴CSV
取引口座のすべての結果が記録されます。
▼設定をコピー
現在のチャートの、他のインジケータを含めたすべての設
定を他チャートにコピーします。
▼ロット・判定
ロット、判定設定を一時的に変更します。MT4やチャート
を閉じるとリセットされます。
▼データフォルダ
メニューで設定を変更した場合、時間足変更等、インジケータが初期化されると同時に、パラメータで設定した値にリセットされます。ご注意ください。
④パラメータの説明
運用口座番号、パスワード、使用するインジケータ等はパラメータから入力します。
チャートを右クリック▶[表示中のインジケータ]▶[Mikan+]の順にクリックし、[パラメータの入力]タブを開くと、パラメータ入力欄が表示されます。
複雑な項目ですので、ご不明点はお問い合わせください。
入力後OKでチャートに適用されます。
[メニューボタン]▶[設定コピー]ですべてのチャートに設定を反映できます。

▼取引エンジンの設定
取引エンジンについて設定します。取引エンジンはコント
ロールチャートの設定で動作しますので、すべての取引に
影響します。
▼取引エンジンを自動起動
MT4開始時に取引エンジンを自動で起動します。取引エ
ンジンの設定を済ませた1つのチャートにのみ有効化し
てください。
▼取引モード
ハイローのすべての取引モードに対応します。
▼起動する口座
▼ロット設定
[単利]
一定の金額をベットします。
すべてのチャートに適用されます。
[複利]
口座残高に応じて金額を変化させます。
すべてのチャートに適用されます。
▼LINE設定
▼LINENotifyトークン
LINE通知機能をご利用の場合、トークンを入力しま
す。→LINEトークンの取得
▼エントリー・判定通知
エントリー画像の送信が不要な場合無効化します。特
に、▼ハイローエントリー画像を無効化すると、エン
トリーの間隔を詰めることができます。
▼その他カスタマイズ
▼起動時刻
取引エンジンを起動する時刻を選択します。
▼約定拒否リトライ
デフォルトでは0.5秒間隔で10回リトライします。
▼ブラウザ再起動
動作速度低下を防ぐため、デフォルトでは120-360分
の間にランダムでブラウザを再起動します。
▼PC時刻ずれ補正
有効にするとハイローサーバの時刻で動作します。
▼日本国外モード
海外使用はサポートしておりませんが、この設定を有
効にすることで動作する場合があります。
▼対象インジケータの設定
シグナルを拾うインジケータについての設定です。
▼インジケータ名
自動化に利用するインジケータ名を入力します。
[RSI.ex4]の場合[RSI]と入力。オブジェクトタイプの
場合省略可能です。
▼取得シグナルシフト
0で現在の足、1で一本前の足のシグナルを拾います。
▼取得シグナルモード
インジケータのタイプを選択します。
→インジケータを理解する
▼バッファモード
▼インデックス番号
▼オブジェクトモード
下記の3つのフィルタを利用し、拾うオブジェクトを絞り
込んでいきます。
▼オブジェクト名フィルタ
オブジェクト名がわかる場合有効にします。
▼オブジェクト名
[Arrow_2020.01.17 01:04]の場合[Arrow_]と入力。
▼オブジェクト名+時間
[Arrow_2020.01.17 01:04]のように、オブジェクト
に時間が表記されている場合、有効にします。
▼オブジェクトコードフィルタ
オブジェクトコードがわかる場合有効にします。
→オブジェクトコード
▼オブジェクトカラーフィルタ
オブジェクトの色がわかる場合有効にします。
▼消えないオブジェクト用のモード
条件を満たさなくなってもアローが消えないタイプの
インジに使用します。
▼エントリーの設定
エントリーに関しての重要な設定項目です。
▼ロット設定
上書きを選択すると、チャート毎にベット金額を設定で
きます。
▼取引時間
ハイローの満期時間について設定します。Turboは30秒
から5分、HighLowは短、中、長期と1時間判定に対応
します。
▼カスタム取引時間
[3]と入力した場合、3-8分間の満期が選択されます。
▼エントリータイミング
[エントリー遅延秒数]
設定した秒数待機してからエントリーします。
[進行中の足]
シグナルが出た直後にエントリー。
[確定足(タイマー使用)]
足が切り替わる際にエントリー。タイマーの時間でシ
グナルを拾うため、正確な時間にエントリー可能。
[確定足(ティック)]
足が切り替わった直後にエントリー。
▼確定足タイマーオフセット秒数
[-3]に設定した場合、57秒にシグナルを拾います。
▼確定足の期間
[15]と入力すると、1分足チャートでも15分ごとにシ
グナルを拾います。
▼エントリー回避フィルタ
日本時間で設定します。
▼時
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59はシグ
ナルを拾いません。
▼分
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台、4分台はシ
グナルを拾いません。
▼秒 ※進行中の足のみ
[0,4,59]と入力すると、毎分59~0秒台、4秒台はシグ
ナルを拾いません。
▼許容スプレッド(pips)
取引モードが[Turbo]は非対応。[0.4]と入力すると、
スプレッド0.0pips~0.4pipsまでエントリー。
[0]でスプレッドを確認せずエントリー。
▼エントリー許可フィルタ
日本時間で設定します。
▼時
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59のみシ
グナルを拾います。空欄で全エントリー。
▼分
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台と4分台のみシ
グナルを拾います。空欄で全エントリー。
▼秒 ※進行中の足のみ
[0,4,59]と入力すると、毎分59~0秒台と4秒台のみシグ
ナルを拾います。空欄で全エントリー。
▼エントリー制限設定
▼前のエントリーから__秒開ける
前回エントリーからの、最短エントリー間隔を設定し
ます。
▼同足最大エントリー数
適用チャートの進行足中のエントリー回数を制御でき
ます。[5]と入力した場合、すでに進行足で5エントリ
ーされている場合エントリーを回避します。
▼同判定最大エントリー数
一度の判定で最大何回エントリーさせるか設定。
▼取引エンジン起動時のみエントリー
取引エンジンが起動されていない際にシグナルを拾っ
たとき、MT4チャートにアローや勝敗を残すか設定で
きます。
▼その他の設定
▼MTFの動作確認
MTFのインジの場合、チャートに適用していないタイム
フレームを入力します。MTF参照ができていない場合、
インフォメーションで●点灯します。
▼MT4無効口座の通知
MT4デモ口座の期限切れ等、チャートの更新が止まった
際、アラートとLINE通知でお知らせします。
▼バックテストCSV出力フォルダ名
▼通知設定
MT4の標準機能であるメール送信と通知機能を利用しま
す。
▼表示カスタマイズ
▼インジケータの追加設定
▼対象インジケータのパラメータを変更
自動化、バックテストするインジのパラメータを変更。
▼パラメータ1~20
インジケータのパラメータを上から順番にすべて設定
していきます。テキストや、パラメータが存在しない
部分は0.0のまま変更しないでOKです。上から順にと
いうことが大事ですのでお気をつけください。
▼サブインジケータ
▼サブインジケータ名
▼適用時間足
メインインジと組み合わせることで、MTF動作が可能
です。[5]と入力で、5分足と適用チャート足のMTF。
▼適用通貨ペア
サブのインジを、別の通貨ペアで動作させる場合、そ
の通貨ペア名を入力。
Tips:スプレッドとは?
[HighLowスプレッド]ではなく、通常の[HighLow]モード
で発生するレート操作です。オシレーターが反応したとき
等に発生することが多く、逆張り時に不利になります。

Mikan+、MikanGoldでは、このようなスプレッドが発生し
ている時にエントリーを回避する機能があります。
⑤自動売買の起動・終了と運用
実際の運用方法についてご説明いたします。
▼バッファタイプのインジケータの場合
チャートにはMikan+のみの適用でOKです。
▼オブジェクトタイプのインジケータの場合
対象インジがチャートに適用されている必要があります。
Mikan+は対象インジより後に適用してください。
▼パラメータの設定が完了している場合
1.MT4を起動する
2.チャート左上のボタン▼→[取引開始]ボタンをクリック
以上で取引エンジンが起動します。取引エンジンはどのチャートから起動してもかまいませんが、取引エンジンの設定がしてあるチャートから起動してください。

動画のように、取引エンジン1つを起動することで複数チャートで認識されます。
※認証に失敗するとデモ口座で起動します。Mikan Onlineから使用口座のIDをご登録ください。
この状態で放置しておきます。
Windowsが勝手にスリープモードになったり、再起動したりしないように設定しておきましょう。
定期的な再起動等は特に必要ありませんが、PC環境によっては重くならないようメンテナンスが必要です。
メニュー▼の[取引終了]をクリックすると取引エンジンが終了します。