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1.​自動売買の運用についてのお話

 

 

 

こんにちは、ころきちと申します。

自作した自動売買の利益で生活しております。

今回は、自動売買取引で私が大切だと思うことをお話します。

 

自動売買取引は裁量取引のように勝率を80%!90%!!と高めていくことは難しいです。

比較的高くない勝率の中で利益を出し続けていくためには、ある程度ポイントを押さえて運用する必要があります。今回はそれを解説していきます。

 

Mikanシリーズや、その他​放置系自動売買を運用中の方に、特に読んでいただきたい内容です。​しかしこの内容を鵜呑みにせず、基本的に自動売買の販売者の指示に従ってください。

まず自動売買取引とは...

過去の相場で有効であったロジックを、現在の相場に当てはめて取引していくものです。

​※アービトラージ系は除く

つまり結果を出すためには、バックテストを如何に再現出来るかがとても重要だと考えます。​バックテストの結果が芳しいものであれば、それを現在に再現するだけでいいわけです。

再現するために大切なこと、それは大きく分けて4つあります。どれも私にとって当たり前であり、普段から実行しているものです。皆様はどうでしょうか。

①将来的に有効なロジックを使う・見極める

長期間勝てる自動売買としては必須の条件です。

実は、バックテスト上で強いロジックを考案することは比較的簡単です。

過去の相場に合わせてロジックを過剰に最適化(カーブフィッティング)することで、バックテスト上で勝率や利益が高くなります。​

 

しかしそれではロジックの柔軟性を失い、現在~未来に通用する可能性は著しく低くなります。バックテスト期間が短かったり、対応する通貨ペアが少ない場合要注意です。

私が自動売買の開発時に強く意識することとして、複数の通貨ペアを全く同じロジックで取引し、世界中の投資家が意識するような汎用的な要素、ポイント、ラインに絞ってエントリーを制御。高勝率で柔軟性が高く、長期的に有効なロジックとなるよう意識しております。

②バックテストと同じ運用をする

簡単なようで、実は難しい項目です。

例えば私の場合、毎週月曜朝8時~土曜朝6時まで、10年間継続して運用し続けたバックテストをとっています。

つまり、バックテストを再現するためには、極力同じように運用させます。

具体的には、

・運用を中断しない

・トレンドや指標発表時にも稼働する

・取引に抜けが無いようにする

・連敗しても止めない

・PCが勝手に再起動しない設定にする

・動作が安定したPCを用意する

等といったことが必要です。

LINE通知システム等をうまく活用して、定期的に動作を監視するのもよいでしょう。

③資金管理を徹底する

とても重要ですが疎かにしがちな項目です。

まず、推奨されているロットを必ず守ります。

MikanGold・Zero の場合、口座資金の1/40以下のロットで運用を開始してください。口座に40万円入金されている場合、最高1万円ベットです。

この推奨ロットは、過去の統計や確率論の基づいて設定されていることがほとんどです。

資金に対して高いロットでは、軽微なドローダウンにも耐えられず、口座破綻、運用の中断につながります。ご自身のメンタルに応じてさらにロットを下げることも検討するべきです。

また、ロットをむやみに変更することは危険です。短期的に著しく変化する勝率とかみ合わず、本来の利益が出なくなります。

 

定期的(半年に一回など)に変更する、軽微なドローダウン中に資金を追加して変更する等、しっかりと資金管理と計算が必要です。

ロットの変更タイミングはとても難しいですので、慎重に判断することが大切です。

④正確なエントリーをする

バックテストを再現する上では非常に重要です。

リアルタイムの取引では、どうしてもエントリーにラグが生じます。基本的にバックテストにエントリーラグはありませんので、完全に再現することは不可能です。

プログラムの工夫でエントリーをなるべく素早く行う、PCや回線のスペックを高める、といった積み重ねにより、なるべくバックテストに近づけていきます。

自動売買を制作する際も、PCや回線のスペックにあまり影響されないように、軽量化、効率化に努めています。度重なる改良により、半年間で最高80%近くエントリー速度が改善されております。 

また、ハイローでは、約定滑りによるスプレッドが発生します。素早いエントリーによりある程度は回避可能ですが、0にすることは不可能です。このような状況を想定したバックテストをとっておくことも重要です。

以上4つのポイントを解説いたしました。皆様は実践できていましたか?当たり前と思った方もいるかもしれません。

実践できていなかった方、今からでも全然遅くはありません。ポイントを理解したうえで、私と一緒に自動売買の可能性を探っていきましょう。

​ころきち/Korokichi

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