①運用上の注意
運用を開始する際には、しっかりと口座に資金を入金してください。ベット金額×40以上の入金が必要です、必ず守ってください。
自動売買はとてもシビアなものです。環境によっては簡単に損失を大きくしてしまう恐れがあります。細心の注意を払って運用し、最低でも3か月以上の長い目で期待値を追い求める必要があります。
また、運用開始前に、自動売買の運用についてのお話を読むことをお勧めします。
②パラメータを設定する
Mikanのすべての設定は以下のパラメータから入力します。
デスクトップに生成された[MikanGold]アイコンをダブルクリックしてMT4を起動します。
チャートを右クリック▶[表示中のインジケータ]
▶[MikanGold]の順にクリックし、[パラメータの入力]タブを開くと、パラメータ入力欄が表示されます。
基本的に、★印の項目のみを変更します。
その他の項目は必要に応じてご変更ください。
パラメータ入力後OKでチャートに適用されます。
この時、プリセットを保存しておくとよいでしょう。
※■取引エンジンの設定■以外の項目は、チャート毎に設定する必要があります。[メニューボタン]▶[設定コピー]ですべてのチャートにパラメータ設定を反映できます。
※■取引エンジンの設定■の反映には取引エンジンの再起動が必要です。再起動するまで前回の設定で動作します。
Tips:取引エンジンの再起動
取引エンジンが起動している場合、チャート左上の「▼メニュー」を開き、「取引終了」→「取引開始」の順番で再起動できます。取引エンジンは、チャート左上の「MikanGold ver **」の色で状態がわかります。
▼白色の時
取引エンジンが起動していない状態
▼黄色の時
取引エンジンが起動し、エントリーはできない状態
▼緑色の時
起動が完了し、いつでもエントリーができる状態
■取引エンジンの設定■
MT4全体の設定を変更します。こちらで設定したパラメー
タがすべての取引に影響します。
※反映には取引エンジンの再起動が必要です。再起動する
まで前回の設定で動作します。
[口座番号] [パスワード]
ご自身の取引口座の情報を入力して下さい。
▼MT4起動時に取引開始
MT4開始時に取引開始ボタンが自動的に押されます。
取引エンジンの設定を済ませた1つのチャートにのみ有
効化してください。
▼ロット設定
・単利
一定の金額をベットします。
すべてのチャートに適用されます。
・複利
口座残高に応じて金額を変化させます。
すべてのチャートに適用されます。
▼金額の上書き設定
[下__桁以降を切り捨て]
ベット金額の端数を切り捨てます。複利エントリーの
際、金額を細かくしたくない場合使用します。
[下1桁を固定]
ベット金額の下1桁を強制的に上書きします。[金額の1
桁目でフィルタ]と組み合わせて使用します。
[取引履歴を下1桁で絞込]
取引ページから取得する取引履歴(勝敗数)を、ベット金
額の下1桁の数値で絞ります。[下1桁を固定]と組み合
わせて使用します。
▼通知設定
不要な通知を無効化できます。
[LINENotifyトークン]
LINE通知機能をご利用の場合トークンを入力します。
[DiscordウェブフックURL]
Discord通知機能をご利用の場合、ウェブフックURL
を入力します。
▼利益・損失停止設定
設定した利益、損失に達した時、以後の取引を停止(回避)
出来ます。停止後は、[停止後再開タイミング]を過ぎる
か、取引エンジン再起動で再開されます。
▼高度な設定
[起動時刻]
取引エンジンを起動する時刻を選択します。設定の数
分前に起動します。
[PC時刻ずれ補正]
有効にするとPC時間がサーバの時刻で動作します。
[日本国外モード]
海外使用はサポートしておりませんが、この設定を有
効にすることで動作する場合があります。
[システム自動アップデート]
Mikanシステムを自動でアップデートします。
[ブラウザプロファイル保存]
ブラウザのログイン・エントリー情報等を保存し、
ログイン動作を減らします。
[Chromeバージョンを指定]
バージョンを指定したい場合のみ、メジャーバージョ
ン(113, 125等)を数値で入力してください。
[軽量動作モード(低性能環境向け)]
WEBページ要素の非表示、タイムアウト時間の延長等
を行い、VPS等の低性能環境下で動作を改善します。
※(強)は試験機能となり、凍結リスクは未検証です。
[爆速モード]
エントリー動作を従来とは異なる方法で行い、速度を
大幅に改善します。
■エントリーの設定■
エントリーに関しての設定項目です。通貨ペア毎に個別に
設定できます。
▼エントリー制限設定
[前回のエントリーから__秒開ける]
通貨ペア毎に、前回エントリーからの最短エントリー
間隔を設定できます。
[エントリーする方向]
エントリー方向の制限が可能です。
▼回避曜日フィルタ
日本時間かMT4時間(UTC+2/+3)を選択できます。
また、回避曜日のオフセットを設定できます。
[30秒]にした場合、23:59:30からは次の曜日として回避
されます。
[曜日]
[月,火,水]のように、カンマ区切りで入力します。
▼回避時間フィルタ
日本時間かMT4時間(UTC+2/+3)を選択できます。
また、回避時間のオフセットを設定できます。
[30秒]にした場合、8:59:30からは9時台として回避され
ます。
[回避時間範囲]
回避する時間の範囲を複数指定できます。
[6:00-8:00,22:45:30-01:15]のように入力します。
[時]
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59はシグ
ナルを拾いません。
[分]
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台、4分台はシ
グナルを拾いません。
▼許可時間フィルタ
日本時間かMT4時間(UTC+2/+3)を選択できます。
また、回避時間のオフセットを設定できます。
[30秒]にした場合、8:59:30からは9時台として許可され
ます。オフセットは[秒]には反映されません。
すべてを許可する場合空欄にしてください。
[時]
[6,7,9]と入力すると、6:00~7:59、9:00~9:59のみシ
グナルを拾います。
[分]
[0,4,59]と入力すると、毎時間59~0分台と4分台のみシ
グナルを拾います。
▼高度な設定
[シグナル待機時のみサインを拾う]
取引エンジンが起動していないとき、サインを拾わず
MT4チャートに戦歴を残したくない場合設定します。
[タイマーエントリーの読取秒数 : 1~5]
足確定時にサインが出るまで何秒間待機するか指定で
きます。
▼チャート毎ロット設定
上書きを選択すると、チャート毎にベット金額を設定
できます。
■シグナル受信後の設定■
取引エンジンがMT4からサインを受け取った後の動作の設
定です。通貨ペア毎に個別に設定できます。
[許容秒数]
シグナル受信からエントリーまでの許容時間(秒)を設定
できます。超過した場合エントリーやリトライはされ
ません。
[約定拒否リトライ許容回数]
約定拒否された際のリトライ回数を指定します。
[約定拒否リトライ待機秒数]
リトライ時に間隔を空けたい時設定します。
[有利なレート時のみリトライ]
約定拒否された際、最初のエントリー時より不利なレ
ートの場合そのリトライは回避されます。許容秒数、
回数内であれば有利なレートでエントリーされます。
▼アクセス集中リトライ待機秒数(0で無効)
アクセス集中時に指定した秒数待機し、1回だけリトラ
イします。有利なレート時のみリトライも可能です。
[強制リトライ(リトライの回避を無効)]
残高不足、アクセス集中等、リトライしてもエントリ
ー成功が見込めない際回避する機能を無効化します。
[購入エラー(0)をリトライ]
何らかの原因で購入ボタンが押せなかった際にリトラ
イします。
▼低額ロット回避(円)
設定した金額以下ではエントリー動作を回避します。
▼スプレッド回避(pips)
[0.5]と入力すると、スプレッド0.0pips~0.4pipsまで
エントリーします。
[0]でスプレッドを確認せずエントリーします。
▼経済指標回避
経済指標発表時間前後のエントリーを回避できます。
取得元 : fx.minkabu.jp
[対象国名]
取得する指標を国名で絞れます。指標名の頭に記載の名
前で入力します。カンマ区切りで複数入力可能です。
「ロシア・消費者物価指数」▶「ロシア」
「英国・RICS住宅価格指数 09月」▶「英国」
▼その他の設定
[MT4無効口座の通知]
MT4デモ口座の期限切れ等、チャートの更新が止まった
際、アラートとLINE通知でお知らせします。
[成績自動リセット]
MT4、取引エンジンの勝率を自動リセットします。
▼通知設定
MT4の標準機能であるメール送信と通知機能を利用しま
す。
▼表示カスタマイズ
Tips:LINE通知機能
アクセストークンを発行し、インジケータに入力することで、システムのLINE通知を受けることができます。必要に応じてご利用ください。
1. 公式サイトにアクセスして、LINEのアカウントでログインします。
2. ログイン後、右上の「マイページ」をクリックします。
3. トークンを発行するをクリックし、トークン名をご自由に入力し、1:1でLINE Notifyから通知を受け取るをクリックします。
4. 発行されたトークンを「■取引エンジンの設定■」内の「LINENotifyトークン」に入力します。
Tips:スプレッドとは?
[HighLowスプレッド]だけではなく、通常の[HighLow]モードでも発生するレート操作です。オシレーターが反応した時に発生することが多く、逆張り時に不利になります。
Mikanシステムでは、このようなスプレッドが発生している時にエントリーを回避する機能があります。
③自動売買の起動・終了と運用
実際の運用方法についてご説明いたします。
1.MT4を起動する
2.パラメータを設定する(初回のみ)
3.チャート左上のボタン▼→[取引開始]ボタンをクリック
以上で取引エンジンが起動します。取引エンジンはどのチャートから起動してもかまいませんが、[■取引エンジンの設定■]がしてあるチャートから起動してください。
またMT4につき1つだけ取引エンジンを起動してください。
動画のように、取引エンジン1つを起動することですべてのチャートの取引が可能です。
※認証に失敗するとデモ口座で起動します。MikanOnlineから使用口座のIDをご登録ください。
この状態か最小化(より軽量)で放置しておきます。
Windowsが勝手にスリープモードになったり、再起動したりしないように設定しておきましょう。
定期的な再起動等は特に必要ありませんが、PC環境によっては重くならないようメンテナンスが必要です。
メニュー▼の[取引終了]をクリックすると取引エンジンが終了します。
③チャート表示の説明
MikanGoldが適用されたチャート画面を説明いたします。
下記の図はMikan+ですが、取引ボタンがないこと以外は同様です。
▼メニューボタンとシステム名表示(左上)
▼メニューボタン[▼]
クリックするとメニューを表示します。
▼システム名表示[Mikan+]
文字の色は取引エンジンの状態を表します。
▼白色の時
取引エンジンが起動していない状態
▼黄色の時
取引エンジンが起動し、エントリーはできない状態
▼緑色の時
起動が完了し、いつでもエントリーができる状態
▼口座表示[DEMO_1000円]
口座番号とベット金額(複利割合)が取引エンジンを起動し
たチャート(コントロールチャート)にのみ表示されます。
▼取引エンジンinfo
取引エンジンを起動したチャート(コントロールチャート)
にのみ表示されます。取引ページから読み取った実際の勝
敗数と損益金額、口座の残高を表示します。
▼TPSL表示[TPSL ¥0]
利益、損失停止設定をしている場合、その損益が表示さ
れます。取引エンジンを停止すると損益はリセットされ
ます。
▼チャートinfo
取引詳細表示●MTF正常表示●直近取引表示
▼取引詳細表示
[ベット金額 取引時間]の順で表示されます。
クリックで設定変更可能です。
※パラメータ設定により表示されない項目もあります。
▼●MTF正常表示
点灯している場合MTF価格取得エラーです。
MT4を再起動してください。
▼●直近取引表示
現在のシグナル待機の状態、もしくは直近のエントリー
の結果とその時間を表示します。クリックすると取引の
一時停止が可能です。
[非待機] : シグナル非待機
[回避中] : 回避時間内もしくは許可時間外
[■STOP] : このチャートの取引は停止中
[待機中] : シグナル待機中(取引エンジンは非待機)
[待機中] : シグナル待機中(直近取引のデータなし)
[●00:00] : シグナル待機中(直近取引は成功)
[▲00:00] : シグナル待機中(直近取引は回避)
[×00:00] : シグナル待機中(直近取引は失敗)
▼勝敗カウンター
勝敗カウンターをクリックすると曜日別表示、成功・失敗
表示を切り替え可能です。
▼総合
MT4すべてのチャートの勝敗数を表示
▼個別
このチャートのみの勝敗数を表示
▼成功 回 回避 回 失敗 回
取引エンジンのエントリー結果の累計をコントロールチ
ャートに表示
▼秒数カウンター
判定や次足までの時間を表示します。
Tips:勝率表示の違いについて
赤枠: 取引ページから読み取った勝敗数と損益金額
黄枠: MT4上のレートから判定した勝敗数
となります。
取引ページとMT4のレート推移の違いや、エントリーにかかるタイムラグによって、これらの勝率は一致しないことがあります。また、エントリーに失敗した場合上図のようにエントリー数が一致しません。
⑤メニューの説明
メニューボタンをクリックするとメニューが開きます。
▼取引開始・取引終了
クリックすると取引エンジンを起動し、いつでもエントリ
ーができるようバックグラウンドで待機します。
※通常モードではエントリー画面は表示されません。
取引エンジン起動中は取引終了ボタンに変化します。
▼HL表示モード(画面表示モード)
ブラウザを開きエントリー画面が見えるように取引エンジ
ンを起動します。表示ブラウザは操作しないでください。
▼■(取引停止ボタン)
すべてのチャートのエントリーを一時的に停止します。
チャート毎に個別に停止・再開する際は右上の直近取引表
示をクリックします。
▼システムログ
システムのすべての動作ログを表示します。
▼エントリーログ
システムのエントリー記録を表示します。
▼HL取引履歴
取引サイトから取得した実際の取引結果が記録されます。
▼マニュアル
マニュアルをブラウザで表示します。
▼成績リセット
MT4、取引エンジンの勝率をすべてリセットします。
デモ口座残高のリセットも可能です。
▼ロット設定
ロット設定を一時的に変更します。[▼チャート毎ロット設
定]を有効にすると表示されます。MT4やチャートを閉じる
とリセットされます。
▼設定をコピー
現在のチャートの、他のインジケータを含めたすべての設
定を他チャートにコピーします。
メニューで設定を変更した場合、MT4の再起動等でインジケータが初期化されると、パラメータで設定した値にリセットされますのでご注意ください。
Tips:表示が崩れる場合